もしiPhoneのタッチパネルが反応しない場合、
すぐに修理が必要かというと、そうとは限りません。
まずは、画面を清掃する、設定を見直すなど、
手軽にできる対処法を試してみてください。
スマートフォンを使用していると、
画面操作ができなくなることはよくあります。
この記事では、iPhoneの
タッチパネルが反応しない原因と、
それを解決するための対処法を詳細に解説します。
タッチパネルの反応に関する問題と解決策
保護フィルムの問題
不適切に貼られたり、劣化した保護フィルムは
タッチパネルの感度を低下させることがあります。
保護フィルムを正しく貼りなおすか、
新しいものに交換しましょう。
iOSのシステムエラー
iOSのエラーやバグがタッチパネルの
反応を阻害することがあります。
iOSをアップデートするか、
iPhoneを再起動しましょう。
画面の汚れ
画面の汚れが原因でタッチパネルの
反応が悪くなることがあります。
柔らかい布で画面を優しく拭き取りましょう。
指の状態
指の乾燥や汚れはタッチパネルの感度に
影響を及ぼすことがあります。
特に冬は乾燥しやすいため注意が必要です。
手を定期的に洗い、
保湿にも気をつけましょう。
物理的なダメージ
落下による画面の破損や水没がタッチパネルの
トラブルを引き起こすことがあります。
専門の修理店で修理を依頼しましょう
iPhoneのタッチパネルが反応しないときの再起動方法
タッチパネルを使わずにiPhoneを再起動する方法をご紹介します。
【iPhone 6s以前、iPad、iPod touchの場合】
ホームボタンとサイドボタンを同時に押し続け、Appleのロゴが表示されるまで離さないようにしてください。
以上の手順で、タッチパネルが動作しない場合でも再起動することができます。
【iPhone 7、iPhone 7 Plusの場合】
サイドボタンと音量を下げるボタンを同時に押し続け、Appleのロゴが表示されるまで待ちます。
【iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone Xの場合】
- 音量を上げるボタンを押してすぐに離します。
- 次に、音量を下げるボタンを押してすぐに離します。
- 最後に、サイドボタンをAppleのロゴが表示されるまで押し続けてください。
強制再起動でもタッチ操作が効かない場合の対処方法
強制再起動を試しても改善しない場合は、
画面や基板に問題がある可能性が考えられます。
このような場合、該当部分の修理や
交換が必要になることがあります。
特に、次のような状況で使用していた場合は、
内部で水没や結露が発生している可能性が高いため、
できるだけ早く対応することが重要です。
- 浴室で使用した場合
- 川や海など水辺で使用した場合
- 雪山や冷凍庫など寒い環境で使用した後
注意点: 水濡れや内部結露が疑われる場合に
充電ケーブルを接続すると、
基板が損傷する可能性があります。
不調の原因がわからない場合は、
充電を控えるようにしてください。
また、タッチが効かない状態で
画面を繰り返し操作すると、
端末にパスコードロックがかかり、
画面を交換してもデータを復元できなくなる場合があります。
そのため、タッチ操作が効かない場合は、
以下の手順を参考に対処してください。
- パスコード入力部分（画面中央付近）には触れないようにする。
- 強制再起動を試す。
- 改善が見られない場合は、速やかに修理店に相談する。
早めの対応が、端末や大切なデータを守るポイントです。
iPhoneのタッチパネルとは？
iPhoneのタッチパネルは
「静電容量方式」を採用しており、
画面の周辺に配置された
センサーが電荷を持っています。
電荷とは、粒子や物体が持つ電気の量です。
この方式では、指にある静電気が
画面に触れることで電荷の変化を引き起こし、
その変化をセンサーが検知して操作を可能にします。
図に示された保護カバーの部分を指で触ると、
X軸とY軸の電極間で静電気の量が変化し、
タッチした位置を特定できます。
まとめ
この記事では、iPhoneのタッチパネルが
反応しない原因とその解決策を詳しく解説しました。
主なポイントは以下の通りです。
– タッチパネルが反応しない場合、
紹介した対処法をお試しください。
– タッチパネルは静電気を利用して
操作される仕組みです。
