今回は、「ユーザ辞書」機能についてお話しします。
ユーザ辞書を利用すると、よく使うフレーズや
変換に困る単語をあらかじめ登録しておくことができます。
これにより、入力時にすぐにそれらの言葉を
表示させることができるため、
テキストの入力が速くなり、時間を節約できます。
この記事では、ユーザ辞書の基本的な使い方や
効果的な活用方法、注意すべき点を詳しく解説します。
iPhoneで新たな単語を辞書に追加する方法
辞書に新しい単語を追加する方法は3通りあります。
設定メニューから追加する方法
設定メニューから単語を追加する手順は次のとおりです。
1. ホーム画面で【設定】を開きます。
2. 【一般】をクリックします。
3. 【キーボード】を選択します。
4. 【ユーザ辞書】をタップします。
5. 右上にある【+】ボタンを押します。
6. 追加する単語とその読みを入力して、保存を押します。
この説明はiPhoneSEを基にしていますが、
他のモデルでも基本操作は同じです。
キーボードを使用して直接追加する方法
キーボードを利用して
直接単語を追加することもできます。
1. キーボードの地球儀アイコンを長押しします。
2. 【キーボード設定】をタップします。
3. 【ユーザ辞書】を開きます。
4. 右上の【+】をタップします。
5. 追加したい単語とその読みを入力し、
保存をタップします。
ブラウザを使用して追加する方法
インターネットを利用中に
辞書に追加したい単語を発見したときは、
ブラウザを使うと便利です。
1. 登録したい単語を長押しで選択します。
2. 【>】マークを表示される【ユーザ辞書】までタップします
(表示されるアプリによってタップ回数が異なります)。
3. 【ユーザ辞書】をタップします。
4. 単語が自動で入力されているので、
読みを入力して保存を押します。
辞書に登録した単語を編集・削除する方法
辞書に登録した単語を編集したい場合や
使用しなくなった単語を削除したい場合は、
以下の手順で操作できます。
1. 設定からユーザ辞書を開きます。
2. 編集または削除したい単語を選択します。
3. 編集する場合は変更を加えた後、
保存をタップします。
4. 削除する場合は、単語を左にスワイプして、
削除をタップします。
ユーザ辞書の使用における注意点
ユーザ辞書は多くの便利さを提供しますが、
特に注意が必要な点があります。
特にパスワードなど、セキュリティを理由に辞書に
登録するべきではありません。
パスワード入力欄では通常、
変換候補が表示されないため、
登録してもほとんど役に立たない上に、
セキュリティリスクを高めることになります。
iPhoneで登録しておくと便利な単語やフレーズ
iPhoneをもっと便利に活用するために、
特に登録しておくと良い項目を紹介します。
記号
iPhoneのキーボードで記号を入力する際には、
フリック入力が難しいことがあります。
よく使う記号を登録しておくと、
入力がずっと楽になります。
たとえば、「はいふん」で「-」や「しかく」で「■」といった、
簡単に覚えられる読みを設定することが効果的です。
特殊な地名や人名
珍しい地名や漢字を使用した人名は、
一般の変換では出にくいことがあります。
これらをユーザ辞書に登録しておけば、
入力の際にすぐに変換できるようになります。
特にSNSやLINEでのみ連絡を取る人々の名前など、
連絡先に登録されていない情報も便利に使えます。
私はショッピングなどの入力でもよく使うので
自分の名前も登録しています。
定型文
ビジネスでよく使う挨拶文や報告文などの定型文を
登録しておくと、メールの作成が迅速になります。
長いテンプレートや
報告書のフォーマットを登録しておけば、
必要な時にすぐに呼び出して使用できるため、
作業の効率が大きく向上します。
例えば、「おせわ」で始まる
挨拶文などが挙げられます。
私は
というように登録しています。
メールアドレス
メールアドレスは、会員登録や
オンラインショッピングなどで
頻繁に入力が求められます。
辞書に登録しておけば、
迅速かつ正確に入力可能となり、
タイプミスのリスクも減らせます。
私は、アドレスをよく使うので1字で登録していますが
ありがとうございますも一緒に予測変換で出てきますので
すっきり分けたい方は2文字がおすすめです。
読みは「あど」「め」など、
自分が入力しやすいものを選びましょう。
ユーザ辞書でスマート入力を実現
ユーザ辞書は、入力したい単語やフレーズを
登録しておくことで、
入力中に素早く呼び出せる便利な機能です。
例えば、「よろしくお願いいたします。」というフレーズを
「よ」の読みで登録しておくと、
「よ」と入力するだけで
「よろしくお願いいたします。」と表示されます。
この機能は単語だけでなく、
ビジネス文書などで使う長文の登録も可能です。
ぜひユーザ辞書を活用して、
iPhoneでの作業効率を向上させてください!
まとめ
この記事で、iPhoneのユーザ辞書の
便利な使い方を紹介しました。
この情報が皆さんの文字入力の
効率化に役立つことを願います。